不動産投資家のリスクは?
不動産投資家のリスクには2種類あります。
それは実現度の低いリスクと実現度の高いリスクです。
[実現度の低いリスク]
災害、地震、火事など
こういったことはそもそもなかなか起きない=保険がある
しかし、火災保険の場合は自己申告制なのです。
保険が利くか利かないかは不動産投資家であるあなたの知識にかかっているということです。
逆をいえば知識がないと保険に入っていても損をしてしまう。
例を出します。
「うっかり風呂のお湯を出しっぱなしにしてしまい床は水浸し、水漏れの発生により
階下でも損害が。これって火災保険が利くの?」
答えは YES
うっかり風呂のお湯を出しっぱなし=過失とみなされ
保険は適用されるのです。
こんなことも不動産投資家であるあなたの知識次第です!
しかし、保険会社もできれば保険料を支払いたくないので
「築20年で建物の老朽化が水漏れの原因ではないですか?」
と言われあなたが水漏れの原因を特定できなければ
保険料は支払われません。。
こういった場合はどうすればよかったのか?
@原因の調査費用負担特約
A施設賠償責任保険の漏水担保特約
これは保険のオプションで@がプラス300円Aがプラス700円とリーズナブルです。
これに加入していればたとえ老朽化が原因で水漏れが発生しても保険対象になるのです。
[実現度の高いリスク]
家賃下落、空室率上昇、金利の上昇など
よく起きることなので=保険はない
収益物件を購入しかが空室に悩み、家賃を下げ続ける マイナスに
ローン返済が変動金利のため金利上昇で マイナスに
こういった事態に対処できるのは不動産投資家であるあなたのスキルにかかっています!
空室対処のためにリフォームをする
金利上昇もあらかじめ計算に入れてのシミュレーションを立てておく
ここにあなたの不動産投資家として資質があるかないかが問われてくるのです。